みぞぐちクリニック BLOG

2014年1月25日 土曜日

「一診入魂」

インフルエンザと感染性胃腸炎が流行る中、今日も多くの患者さんにみぞぐちクリニックを訪れて頂きました。
土曜日は来院患者さんが多く、必然的に待ち時間が長くなってしまいます。
1時間以上もお待たせする状況になってしまい、大変心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
特に小さなお子様には耐えがたい状況で、院内テレビで流しているディズニーチャンネルも役に立ちません。
また、お一人おひとりの病状は異なり、短時間で診察が終わることができる方と、じっくり話を聞かなれば病気の本質に迫れない方とがいらっしゃいます。
すべてを手際よくできればよいのですが、まだなかなかそうはいきません。
それに、患者さんを「さばく」ような外来は、申し訳なくて私にはできそうにありません。




中学校のころ、野球少年だった私は、ひとつひとつのプレーを大切にするため、グラブとバットに書いた言葉があります。

「一球入魂」

今、まさにこの時と同じ気持ちです。
どんなに忙しくても、イライラしていても、患者さんの診療をおろそかにしない、いい加減にしない。
魂を込めて、向き合う。

「一診入魂」

一日の終りには結構ヘトヘトですが、診察後に「ありがとうございました」と言ってくださる患者さんのことを思い返せば、「また、明日もがんばろう」と自らに鞭を入れることができます。

中学校時代、無我夢中で夜遅くまでボールを追ったときと同じように、みぞぐちクリニックを訪れてくださる患者さんのために魂を込めて診察する時間は、
まさに、プライスレス!

あしたは、漢方の勉強会。
さらにスキルアップを目指します。







 

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2014年1月22日 水曜日

歯肉炎の治療は、葛根湯と立効散で。

40代も半ばを過ぎ、身体のあちこちに異変を感じる今日この頃ですが、何とか漢方治療で乗り切っております。
3,4年前から困っている症状の一つに、右奥歯周囲の歯肉炎(?)があります。
「?」をつけたのは、歯科医に行って診察してもらっても、「原因がわかりません」と言われるからです。
歯肉炎かどうかは全くの自己診断ですが、とにかく半年に一回くらいの周期で痛むのです。
当初はオヤシラズによる炎症(智歯周囲炎)かと思って、抗生剤も使用してみましたが全く効果がありません。
数日にわたってロキソニンを2錠ずつ4~6時間おきに3回飲んで、しかもステロイド(プレドニン20mg)でパルス療法を3日間行って、ようやく1週間ぐらいで痛みが治まるような経過を繰り返していました。
麻黄湯が良く効くこともありましたが、先週から始まった同様の痛みには、あまり奏功しないようでした。
今回もロキソニンでとりあえずは痛みをしのぎながら、まず歯肉炎の特効薬といわれる「立効散(りっこうさん)」単独で試してみました。
ところが、あまり効いた感じがありません。
2回ほど飲んで、こりゃダメだと思い、次の日から「葛根湯」を2袋(5g)まとめて飲んでみました。
期待した割にはあまり効かず、やはりロキソニンにお世話になりました。
とりあえずステロイドパルス療法は開始しておこう、と思っていつものようにプレドニン20mgを1回飲みましたが、ふと思いなおして、「よし、今回は葛根湯と立効散の両方まとめて飲んでみよう」と漢方薬単独での治療にトライしてみました。

まず葛根湯2袋をお湯に溶かして内服します。
同時に、立効散に少量の水をくわえて電子レンジでチンして溶解後、大量の氷をいれてキンキンに冷たくします。それから歯茎によく当たるように口の中で含みながらゆっくり内服します。
これを2回繰り返しただけで、効果がはっきりと出ました。
どうやら単独よりも同時服用の方が良いみたいです。
ロキソニンは必要なくなりました。プレドニンパルス療法も今回は不要です。
ついでに肩こりも軽くなりましたので、一石二鳥でめでたし、めでたしでございました。


 


 

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2014年1月19日 日曜日

インフルエンザ流行本格化!タミフル耐性に麻黄湯!

今年のインフルエンザ流行は始まりが遅い印象がありましたが、いよいよ本格的な流行の兆しが見えてきました。
1月18日の段階では、今年になって32校園で学級閉鎖となっています。
週明けから一挙に流行となる可能性もありますので、手洗い&うがいとマスク着用も大切です。

今年は「H1N1型」といって、2009年に新型インフルエンザとして流行った株が増えて全体の3割に達しているとのこと。
厄介なのは、この「H1N1型」が「タミフル耐性」を持ったタイプがあるというところです。
吸入タイプの抗ウイルス薬である「リレンザ」や「イナビル」は効くので、成人や吸入薬が吸えるお子さんは心配ないのですが、問題は吸入が難しい6歳未満の小児の患者さんです。
通常は「タミフルドライシロップ」を服用するのですが、今回はタミフル耐性のため効果がない場合もあると思われます。

そこで当院では、「タミフルドライシロップ」に加えて「麻黄湯(まおうとう)」を併用して処方します。
若干苦めなので、甘いお薬に慣れているお子さんは内服が少々難しいかもしれませんが、お湯に溶かしてから、お砂糖やハチミツなどを混ぜてもらうと飲みやすくなります。
ただし、ちょっと「飲み方」にコツがあるのです。

実は「麻黄湯」は「毎食後 1日3回」ではあまり効果が期待できません。
そもそも漢方の考え方では、ウイルス感染の初期は十分に発熱させて抗ウイルス作用を発揮させることが大切なのです。
「麻黄湯」を2~4時間の間隔をあけながら、1回分ずつを飲んでいき、汗をじとーっとかいたら内服終了です。
大体、3回ぐらいの内服で発汗に至ることが多いようです。
特に汗がかけなくて、熱がこもっているようなときは最適です。
(悪寒が強すぎて、布団にこもってぶるぶる震えているときは、葛根湯のほうが良いという漢方医もいらっしゃいますが・・・)

下熱剤は、発汗が起こらずまだしんどくて眠れないようなときに限って、一時的に使用する程度にとどめておいたほうが早く治る印象があります。

今年はワクチンをしっかり打った方でもインフルエンザにかかっている患者さんも多いようです。
「あれ、インフルエンザかも?」と思ったら、早めにご来院ください。
当院では「発症から6時間以内」の超急性期でもインフルエンザが診断可能な測定器を用意しております。
「うーん、発症から時間がたってないから、わかりませんねぇ。。。」などと言わなくて済みますので、ご安心を。


 


 



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2014年1月13日 月曜日

2014年です。ホームページをリニューアルしました!

2014年が始まり、もうすでに半分が過ぎました。
みぞぐちクリニックも開院から早くも4か月目に突入です。
オープンからの3か月間がドタバタと過ぎ去っていき、来院していただいた患者さん方にご迷惑をおかけしたことも多々ありました。
これまでの反省点をクリニック運営の改善に生かし、さらには新しいことに取り組んでいく1年にしたいと考えております。
ホームページもリニューアルし、ブログアップもしやすくなりましたので、どんどん情報発信していきたいと思っています。
皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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