インフルエンザと感染性胃腸炎が流行る中、今日も多くの患者さんにみぞぐちクリニックを訪れて頂きました。
土曜日は来院患者さんが多く、必然的に待ち時間が長くなってしまいます。
1時間以上もお待たせする状況になってしまい、大変心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
特に小さなお子様には耐えがたい状況で、院内テレビで流しているディズニーチャンネルも役に立ちません。
また、お一人おひとりの病状は異なり、短時間で診察が終わることができる方と、じっくり話を聞かなれば病気の本質に迫れない方とがいらっしゃいます。
すべてを手際よくできればよいのですが、まだなかなかそうはいきません。
それに、患者さんを「さばく」ような外来は、申し訳なくて私にはできそうにありません。

中学校のころ、野球少年だった私は、ひとつひとつのプレーを大切にするため、グラブとバットに書いた言葉があります。

「一球入魂」

今、まさにこの時と同じ気持ちです。
どんなに忙しくても、イライラしていても、患者さんの診療をおろそかにしない、いい加減にしない。
魂を込めて、向き合う。

「一診入魂」

一日の終りには結構ヘトヘトですが、診察後に「ありがとうございました」と言ってくださる患者さんのことを思い返せば、「また、明日もがんばろう」と自らに鞭を入れることができます。

中学校時代、無我夢中で夜遅くまでボールを追ったときと同じように、みぞぐちクリニックを訪れてくださる患者さんのために魂を込めて診察する時間は、
まさに、プライスレス!

あしたは、漢方の勉強会。
さらにスキルアップを目指します。

 

医療法人癒美会